野球選手は足が速くなくても盗塁はできる
野球において「盗塁」は足の速い選手だけに与えられた特権だと思われがちです。
ただ、
野球は足が速くなくても盗塁はできる
ということを忘れてはいけません。
当然ながら、足の速い選手と遅い選手では足の速い選手の方が有利であることは間違いありません。
しかし、足が遅い選手にも盗塁のチャンスはいくらでも存在しています。
むしろ、ポイントをしっかりと抑えることができれば、足の速い人よりも盗塁の数は増やせる可能性はいくらでもあります。
なぜなら、いくら足の速い選手と遅い選手であってもベース間ぐらいの距離であれば1秒も差はつきません。
例えば、足の速い選手が4秒で塁間を走り、足の遅い選手が4.5秒で塁間を走ることができると仮定しましょう。
その場合であれば、投手が投球してから捕手がスローイングし、セカンドベースに到達するまでに時間を0.5秒遅くすることができれば、二人の時間差は埋めることができるということです。
では、この0.5秒を埋めるためには何をすればいいのでしょうか。
気を付けるポイントは以下の4点です。
【1】カウント
【2】リード
【3】スタート
【4】捕手への牽制
この上記4点の技術を磨けばいくらでも盗塁のチャンスを広げることができます。
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