打者がバッティングトレーニングすべきことは1つだけ
野球選手の打者が最も取り組まなければいけない練習とは何でしょうか。
それは、
遠くまで打球を飛ばすこと
です。
細かい技術などを覚えるように言う人もいると思いますが、
小学生~高校生くらいまでの間は「フルスイング」でどれだけ打球を遠くまで飛ばすことができるのかということを練習するべき
です。
もちろん、「流し打ちの技術」や「進塁打を打つ技術」などを否定しているわけではありません。
しかし、遠くまで飛ばすことができれば細かい技術は後から何とでもなり、さらには「ホームラン」を打てるなら細かい技術なんて必要ありません。
細かい野球の技術を身につけることは、その選手の可能性を閉ざしている可能性があります。
「試合に勝つ」ことを目的とした時、それは小学生であったとしても、細かい技術を身に着ける必要があるでしょう。
なんなら若いうちほど細かなテクニックが有効的な瞬間が多いかもしれません。
しかし、若いころから細かなことをしている選手が、将来の「スター選手」や「職業野球」を行えるような選手にはほとんど育つことはないでしょう。
ドミニカの少年達は技術なんて練習しない
メジャーリーグで多くの選手が活躍するドミニカ共和国のベースボールアカデミーの状況をご存じでしょうか。
ドミニカのアカデミー(15歳以下の選手)では、投手は皆が「ノーコン」で打者は「ブンブン丸」ばかりです。
そこにいった日本人の指導者が、その状況では試合にならないため、投手には「ストライク」を投げるように指導し、打者には「バット」に当てることを意識するように伝えたそうです。
その時に、選手から以下のようなコメントが返ってきてカルチャーショックを受けたようです。
「(投手)なんでそんなことするの?だって速いボール投げればメジャーからスカウトが来るじゃないか」「(打者)なんでそんなことするの?だって遠くに飛ばしていればメジャーからスカウトが来るじゃないか」
ドミニカの選手の目標はハッキリしています。
メジャーリーグにいって活躍することしか頭にありません。
そしてその中で過程をいかに楽しむかしか考えていません。
ドミニカでは15歳以下までは、組織的な練習はほとんど行わないそうです。
何もドミニカのベースボールがすべて正しいとは言いません。
しかし、日本の野球には「部活」としての「教育的要素」が多く含まれていることを忘れてはいけないと思います。
また、そういった「部活」としての一面以外の「野球」の形があってもいいのではないかと思います。
本気でプロを目指し、合理的な形で練習を進めていくような「野球」があってもいいのではないでしょうか。
バッティングで重要なこと
では、バッティングを行う上で重要なこととは何なのでしょうか。
それは、
どうやってホームランや、ヒットが打てるような、強さ、角度、方向でバットがボールにぶつかるように運んでいけるか
ということ以外、ほかにありません。これができるように過程を調整することが、練習です。
フォームというのは考え方としては結果でしかありません。
フォームの重要性というのは
打てるようになって初めて理解ができるもの
です。
打てない人がいくらフォームを考えても、良いフォームというのはみつかりません。
当然ながら、打てる人のフォームを真似たところで、身体の構造が異なるので、打てるようになることはありません。
重心位置などが無意味な分かりやすい例としては、
松井選手は後ろ側の足に、イチロー選手は前側の足に
重心をおきます。
あなたは、どちらの方が良い選手だと思いますか?
きっと比べることはできないでしょう。
重心のことからも分かるように、フォームを考えたところで、結果はついてきません。
なぜなら、
あなたにとってベストなスイングというのはあなたにしか生み出せないから
です。
自分の特性を理解して、自分にあった重心位置やフォームを確立することです。
その結果が前重心なのか、後ろ重心なのかというハナシにすぎません。
どちらがいいのかを考える前に、まずは自分探しの方が大事です。
その自分探しのお手伝いをしてくれる人が監督でありコーチです。ヒントをくれます。しかし、あくまでヒントです。
監督やコーチが探してくれるものではありませんし、探し出すことなど到底できません。
どうやってホームランや、ヒットが打てるような、強さ、角度、方向でバットがボールにぶつかるように運んでいけるか
これだけを徹底的に考え、練習することで、必ずすばらしいパフォーマンスが発揮でき、結果もついてきます♪
あなたにあったフォームはあなたにしかわかりません。
バッティングで実現しなければいけないこと
では「バッティング」を上達させる上で、誰にでもあてはまる唯一の表現とは何でしょうか。
それは、
自分の身体全体の力をロスすることなくインパクトの瞬間に100%を伝えること
です。
これさえできれば、「スイング」や「フォーム」なんてなんでも良いのが野球です。
人間は何かの「動作」をする時、必ずたくさんの関節や筋肉、骨、神経を活用して動いています。
そんな時に各部のエネルギーが伝達されているわけですが、伝え方が悪いと伝達の過程で力をロスしてしまっています。
反対にその伝達がスムーズにいけば、一つの「筋肉」だけでは到底生み出せないようなエネルギーを発揮することができます。
「takebat.com」が「筋トレ」をおススメしない理由は、この伝達を妨げる行為になるためです(『野球選手に筋トレはいらない理由まとめ ~あなたは筋トレで何をやりたいのか~』)。
しかし、ここで一つ問題が発生します。
それは、
身体の効率的な使い方は人それぞれであること
です。
人間の身体というのは、外見上は似通っていても、各部を詳細に見ていけば全くの別人です。
さらに、昨日の自分と今日の自分というレベルでさえ別人と言っていいほど異なります。
そんな人間の「効率的な使い方」なんてバラバラすぎで指導のしようもありません。
自分の身体を効率的に使ってインパクトの瞬間に100%の力を伝えるためのトレーニング方法
では、そんな人それぞれの身体の使い方を知るためにはどうしたらいいのでしょうか。
それは
「MONOBUN」を使ったトレーニングを取り入れる
ことです。
この「MONOBUN」を使えば、「バッティング」に関する全ての悩みを解決することができます。
「MONOBUN」は、極端な言い方をすればどんな「スイング」でも構いません。
・・・というのは極端すぎますが、自由に「スイング」していいものです。
特に決まった使い方はなく、自分が思う「スイング」のまま使用して構いません。
その中で「爆風音」がなるように、微調整をしていけば、いつしか「爆風音」を鳴らすことができます。
そして「爆風音」が鳴った時には、自分の身体を効率的に使うことができています。
つまり、その選手が本来もつ力をロスすることなく伝達し、インパクトの瞬間に100%の力を伝えることができます。
「MONOBUN」は、一般的に良いとされる「スイング」ができていたとしても鳴りません。
あくまで一般的に良しとされる「スイング」であって、あなたにとってベストなスイングではないかもしれないからです。
つまり「MONOBUN」の「爆風音」を鳴らすことができていれば、自然とあなたの身体にあったスイングを手に入れることが可能で、特に身体の使い方を考えずに、どうやれば「爆風音」を鳴らすことができるかに集中すればいいということになります。
「MONOBUN®」とは
「MONOBUN®」はリラックスした状態で「テイクバック」という予備動作をなくし、最もその人にとって効率的な身体の使い方、インパクトに100%の力を発揮するスイングをした時に「ある爆風音」が鳴るように設計されています。
判断が難しい感覚の部分を「爆風音」だけで確認できるシンプルなものです。
ネクストバッターズサークルに置かれているマスコットバットには意味がありません(『マスコットバットはスイングスピードを遅くする』)。
この「MONOBUN®」がマスコットバットに変わって置かれる日もそう遠くない現実だと思います。
なぜなら「MONOBUN®」には、もう一点優れたポイントがあります。
それは、「調子の波を感じることができる」ということです。
普段は「MONOBUN」を振って「爆風音」を鳴らしていた選手が、調子を崩すと必ずといって「爆風音」を鳴らすことができなくなります。
同じ意識で振っていれば「爆風音」が鳴らなくなるのは当然で、人間の身体は常に変化しているためです。
そんな微細な変化すら「MONOBUN」は感知し、体感させてくれます。
調子を崩し始めるその前に「MONOBUN」を振って、「爆風音」を鳴らすことができる「あなたに合った効果的な身体の使い方」を実現しておきましょう。
そして実際のボールを打つ感覚を得るためには、本気で技術を手に入れたい人のために開発された「木製バット」である、炭化竹バット「WINDOM」を使用しましょう。
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痛くない・折れにくい・技術が身に付く「炭化竹バット/WINDOM」
「MONOBUN」を使って「スイングフォーム」を手に入れた後は、実際の「ボール」を打つときにも同じ「スイング」を実現させる必要があります。
そんな時にはできる限り「木製バット」で練習することをおススメします。
今や、「金属バット」では「バッティング技術」が身につかないことは常識となっています(『金属バットで練習しても技術は伸びないって知ってた? ~炭化竹バットのススメ~』)。
では、「木製バット」で練習すればいいのでは・・・という話になると思いますが、ハナシはそんなに簡単ではありません。
「木製バット」は扱い方を間違えてしまうと簡単に折れてしまいます。
湯水の如く資金力があるのであれば、いくら折っても問題ないと思いますが、そんな環境下にある選手は多くはないでしょう。
そこで昔から使用されていたのは「竹バット」であったわけですが、そんな「竹バット」には「ボール」を捉えた時の「手のひらの激痛」という問題がありました。
そんなすべての問題を解決した「バット」こそが「炭化竹バット/WINDOM」です。
「MONOBUN」を使って適切な「構え方」と「スイング」を手に入れ、「WINDOM」によって実際のボールを捉える練習をすれば、「バッティング」の見違えるような変化に驚くでしょう。
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