変化球を打つにはボールの待ち方が肝
【２】の変化球を待ち、ストレートを捨てる場合というのは、ヤマをはっているケースが多いので、あまり説明する必要がありません。
しかし、ストレートを待ちながら変化球にも対応するというのにはテクニックが必要です。だから一般的に好打者と呼ばれる所以がそこにあります。
ではどこにそのテクニックが必要とされるのでしょうか。
それは、ストレートを待ちながら変化球を打つ場合には、
ストレートが来ても変化球が来ても自分のスイングができなければならないという絶対的な条件があります。
つまり、ストレートだと思ってステップしたのに変化球だったということが起こっても、体が残っていてスイングできるような技術が必要です。
先ほども言ったように、投手というのは仮に１打席打ち取ったとしても、自分のスイングを続けられた打者には恐怖を感じます。
自分のボールに打者がつまったり、およいでしまった打者にたいしては勝利したイメージがつきます。
ではストレートが来ても、変化球が来ても自分のスイングができるためには何が必要なのでしょうか？
それは、
ボールの待ち方
にあります。