竹バットは木製バットの中で圧倒的な耐久性を誇る
では、単純な発想として、
木製バットを使って技術を高め、金属バットで試合に臨む形が最も野球選手として良い
と考えつくと思います。
それにも関わらず、そんな二本使いしているチームはほとんどありません。
それはなぜなのでしょうか。
答えは簡単で
木製バットは簡単に折れて使い物にならなくなる上に高価なモノだから
でしょう。
プロのように何本でもバットが支給される環境にある人なんてプロ以外ではほとんどいません。
ここで竹バットの話にもどります。
木製バットで練習できたらいいのに買い替え続ける余裕なんてない・・・という人たちを救ってきたのが竹バットでした。
竹バットは冒頭でデメリットばかり伝えましたが、圧倒的に優れているポイントは、
木製バットでありなが耐久性があるため折れにくく経済的であること
です。
長く練習できる木製バットということで長く親しまれてきたものこそが竹バットであったわけです。
しかし、そんな竹バットも時代が変わりデメリットの部分がフォーカスされ、使用する人が減っていってしまったのでしょう。
ただ、往年の現役を退いた一流の選手であればあるほど、竹バットでの練習を支持する選手が常にいます。
ここまで読んで竹バットを使ってみたいけど・・・と思った人はきっとこんなことを考えていないでしょうか。
それは
竹バットのデメリットの部分を取り除いて、木製バットとしての練習ができて、さらに耐久性もあるバットはないのか
と。
もちろん、あります。
そんなバットこそが
炭化竹バット
と呼ばれるバットです。
その名の通り、竹を炭化処理することで、耐久性を増し、独自技術の構造で組み上げることで完成したバットこそが炭化竹バットです。
竹バットのデメリットを完璧に取り除き、木製バットとしての特徴を兼ね備え、さらに竹バットのメリット部分を向上させるという非の打ちどころのないバットが完成しています。
現状としては、炭化竹バット以上のトレーニング用のバットは存在しないのではないかとさえ思えます。
いくら語ったところで、百聞は一見に如かずです。
使ってみれば、木製バットで練習する良さ、炭化竹バットで練習する良さに間違いなく気づくことでしょう。