王貞治氏がなぜ一本足なのか考えたことはありますか?
王貞治氏といえば、言わずと知れた世界のホームラン王です。
現役時代は読売巨人軍に在籍し、その後は監督業を経て、現在ではソフトバンクホークスの取締役会長につかれています。
高校は早稲田実業の出身で全国制覇を投手で果たしています。その後巨人に入団します。
しかし、
この時、王選手は一本足打法ではなかった
ってご存知でした?
そして、その独特なスイングフォームからフォームが注目されがちですが、何故一本足打法で打っていたかを知っていますか?
かっこいいからでしょうか。
確かに美しいフォームなので、かっこいい。
しかし、プロの世界で生き残るためには、かっこよさだけではやっていけません。
しかも世界のホームラン王と呼ばれるまでの存在になることは不可能でしょう。
本日の記事ではその王貞治氏の一本足打法について詳しく解説したいとおもいます。
しかし、その前に、私が何故この一本足打法について実情を知っているのかについてお伝えしておきましょう。
一歩足打法ではなかった王氏ですが、1961年に大きな出会いをしています。
それはその当時に巨人の打撃コーチに就任された荒川博氏の存在です。
幸運にも私はこの荒川氏にお話をお伺いする機会が幾度かえられたためその秘密にせまることができました。
そして、それは私が思っていた打撃理論を実践で指導されていたことより、非常に納得のいくハナシばかりで大変勉強になりました。
そして、この荒川氏こそが、王貞治氏に対して、一本足打法(フラミンゴ打法)を指導したんです。
と、ここまでは知る人ぞ知る雑学程度の話だと思いますが、その一本足打法を取り入れた経緯というのは語られている場をみかけません。