審判を利用して試合に勝つ小悪魔的手法 part02
「審判を利用するなんて・・・」とタイトルを見た方は思われるかもしれません。
しかし、何もワイロを渡して、自分のチームにとって有利な判定をさせると言っているわけではありません。
当然、基本的には、しっかりと練習し、実力をつけた上で、勝負に挑むべきです。
とはいっても、勝負の世界です。できる限りのことを尽くして勝つ必要があります。負けてもいい試合などありません。
やれるだけのことをやって必ず勝たなければいけません
少なくとも、結果はどうであれ、試合前、試合中はこの考えはもっていいなければなりません。
その方法の一つとして、全3話にわけて『審判を利用して試合に勝つ小悪魔的手法』をお伝えしていきたいと思います。
PART01:『アンパイアも実は不安でいっぱい』
PART02:『アンパイアの癖を見抜く』
PART03:『良い子を徹底する』
PART02:アンパイアの癖を見抜く
アンパイアの癖を見抜くことができれば、打者であれ、投手であれ、優位に試合を進めやすくなります。
その際には、アンパイアの特性を知ることが、一つの指標となります。
前話の『アンパイアも実は不安でいっぱい』でもお伝えしたように、アンパイアも一人の人間です。人間である以上、感情もあれば癖も存在しています。
アンパイアの特性は大きく分けると4つに分類することができます。
それは、
1.内角を多くストライクという審判
2.外角を多くストライクという審判
3.高目を多くストライクという審判
4.低めを多くストライクという審判
この4パターンに分類することができます。
これはよく言われていることなので、知っている方も多いと思いますが、実際に試合を進める中で気づいていく人がほとんどではないでしょうか?
でも、実はこれ、
審判の構え方
をみれば、判断できてしまいます。
審判の特性を見抜く方法
先ほどの4パターンを見抜く方法というのは、一度審判をしてみればよくわかります。
【内角・外角】
捕手の右側に体を乗り出してジャッジする審判というのはは、右打者の外角はよく見えるが、内角はよく見えません。その反対に体を乗り出す審判は反対の現象がおきます。
つまり、よく見える方のジャッジは安定したものになりますが、見えにくい方のジャッジはばらつきが起きやすいです。
【高め・低め】
高めを多くストライクを取る審判は背筋がピーンとしている審判が多くなり、低めを多くストライクを取る審判は背筋が前傾姿勢な審判が多いです。
これは潜在的に上記のような姿勢になるので、身体の構造を考えれば、しかたのない話です。
アンパイアの特性を利用する方法
この4つの特性の見抜き方が分かれば、打者であれ、投手であれ、そのジャッジに合わせた攻め方というのを考えることができます。
具体的な対策としえは、
捕手の右側に乗り出してジャッジする審判は、右打者の内角がよく見えませんので、ジャッジがばらけてしまう傾向があります。
ストライクの時もあればボールの時もあるというふうに感じることがあるでしょう。
つまり、2ストライクを追い込まれた後の内角のボールはある程度余裕をもって手を出さないと、あなたがボールと思ってもストライクといわれる可能性が高くなるということです。
逆に外角のボールはあなたがストライクと思うものをしっかり打っていけば対策することができます。
これは、左打者であれば反対の捉え方になります。
この記事は面白いほど当たるので、一度プロ野球中継でもいいので観察してみてください。
次の話 → PART03:『良い子を徹底する』