大手メーカーの新商品を使えば使うだけ野球が下手になる

野球選手が実現しなければならないのは人間本来の能力向上

 

大手メーカーの商品はとても優れた技術や知識がつまった優秀な道具であることは否定しません。

昔に比べれば金属バットの飛距離は考えもつかないほど進化してします。

そのため、野球選手としてのパフォーマンスも大きく伸びることでしょう。

しかし、そのパフォーマンスの向上の中で一点忘れてはならないことがあります。

それは、

パフォーマンスが向上しても上達しているとは言えない

ということです。

優秀な道具の利用によって一時的なパフォーマンスの向上は可能であっても、その効果は長続きすることはありません。

むしろ人間の身体は、楽をさせればその分きっちりと怠けます。

反対に、思っている以上の負荷をかけても、きっちり適応しようとします。

つまり、

良い道具を使えば使うほど人間本来の能力を失っていっている

ということです。

良い道具を使うことは、一種の麻薬にも似た効果だと言えます。

最近では、甲子園のホームラン記録が塗り替えられていく報道がよく繰り広げられています。

しかし、清原選手の頃のような時代の道具を、今の選手たちが使って同じ記録を生み出すことができるかは疑わしいものです。

また、大手メーカーの商品は、業界のことを考えた商品であることは否定しませんが、根底部分には常に「商売」の考え方が存在しています。

「売れる」流行を作り、商品としてはある程度で壊れ、定期的に買い替えを生み出すことが考えられています。

 

立場上どうしようもない考え方があることを忘れてはいけません。

一時的なパフォーマンス向上のために根本的な人間の能力を低下させるか、純粋に人間の能力を高め規格外の野球選手を目指していくのか、あなたならどちらの道を選びますか?

野球界は身体の勉強をする人が極端に少ないので、思っている以上に簡単に、そして早く能力を高めることもできるので、答えは言うまでもないですよね。

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