野球選手にランニングはいらない
野球選手、なかでも投手にとって最も大切だと言われていることは何でしょうか。
当然ながら様々な意見があると思いますが、最も多い要素はランニングではないでしょうか。
野球界の現場では以下のような指導が日常茶飯事です。
・「暇があれば走れ」
・「投手は走ればうまくなる」
・「投手は走るだけでいい」
・「怪我人だから走っておけ」
・「走っておけば間違いない」
しかし結論から言ってしまえば、
大半の選手にはランニングは必要ない
というのが現状です。
とはいえ、ランニングを100%否定しているわけではありません。
「怪我の功名」と言えるような事実も野球界には確かに存在しています。
ある投手が怪我をしてしまい、ランニングぐらいしかできないのでランニングを沢山したことがきっかけで、復帰した時にパフォーマンスが上がり怪我を再発しなかった・・・という事実が存在しています。
しかし、これは本当にランニングをしたから得られた結果でしょうか?
本当に誰かが検証した上で言われていることでしょうか。
事実は事実でも、10人いれば1人か2人に当てはまるハナシでしかありません。
それにも関わらず、10%程度のハナシを100%正しいかのように全ての選手に当てはめてしまっていることに気づいているでしょうか。
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