野球選手の靴底はフラットでクッション性の低いシューズが良い理由
靴底がフラットでクッション性が低い方がスポーツ選手に適していることは、陸上選手を見ていけば一つの答えが見えてきます。
短距離を走る選手のシューズを見れば試合に近づけば近づくほど靴底がフラットなものになっていきます。
ゼロコンマ何秒の闘いをする選手たちが選びぬいた答えがフラットに近づいていきます。
では、疲労が心配だと思う方は長距離選手の試合用のシューズを見てください。
長距離選手に至っても試合用のシューズとなれば靴底がフラットへと近づいていきます。
どんな競技よもより足に高負荷をかけ続ける選手たちが靴底をフラットなものとしています。
そんな中で、野球選手が選ぶべきスパイクはかかとが高いものの方がいいのでしょうか。
この違いに一つの疑問が浮かんでもおかしくはないでしょう。
実際に治療家として活動している現場で一つの傾向を知ることができます。
それは、
かかとの高めのシューズを履くと、足の甲に痛みが出ることが多く、かかとがやや高いシューズをはくと足首に痛みが出ることが多い
ということです。
これは私の経験則だけのハナシで実際の数値をはかったわけではありませんが、専門の研究機関に持ち込めば恐らく実測値として計測できるでしょう。