野球に正しいバッティングフォームなんて存在しない
スポーツ選手にとって、フォームは大事とされています。
「走るフォーム」、「投げるフォーム」、「打つフォーム」、「スイングするフォーム」など様々な理想とされるフォームが存在しています。
当然ながら野球においても様々なフォームが存在しています。
そして、それらのフォームが大切だということは事実ですが、そのフォームには大前提が存在しています。
その大前提とは
力の伝達やエネルギーの伝達が適切に(効率的に)行われていること
です。
つまり、
第三者的に見て「キレイなフォーム」や「合理的に見えるフォーム」に意味はない
ということです。
そのため、形だけ人の真似をした所でパフォーマンスが発揮できるようにはなりません(『人のバッティングを真似してもうまくならない』)。
パフォーマンスをしっかりと出すことに関して最も大切なポイントは、
力の伝達が適切に行えており、伝達の過程でロスなく目的の動作まで行えているかどうか
です。
野球において、その目的の動作とは、インパクトの瞬間であり、リリースの瞬間であり、動き出しの瞬間のことです。