野球界では社会を生き抜いていく方法を学べない

野球選手として生き抜くことは人間として生き抜くこと

では、これからの社会を生き抜いていくためにはどのようなことが必要なのでしょうか。

それは、

自分で考え、自分で検証し、自分で改善していく習慣

が必要です。

すぐに成功するかどうかではなく、自分自身で道を切り開いていくことができる人間であるかどうかです。

現在の日本野球の環境を見てみれば、「自分で考える能力」を養う環境がないことは一目瞭然です。

監督や目上の人が言うことは絶対で頭で考えられることを許されません。

その結果、業界全体で変わらないまま同じことを繰り返し続けています。

野球チームに子どもを預けている親の中には、不安を抱いている人が増えてきてると聞きます。

しかし、それでも野球界は動じません。

野球をやりながらも、一般社会との関わりを持ち、一般社会での生き方を学び、一般社会で生きることのメリットを学ぶ必要があります。

野球選手になることだけが人生ではないということを教育することが重要です。

野球界では一般常識は学べません。

野球をやっていると高校や大学でもバイト禁止のチームが多く、一般社会に触れることを強制的に禁止されてるチームも少なくありません。

野球をしている人でプロ野球選手になれる確率は0.1%以下です。

さらに活躍できる選手は一握りで、メジャーリーガーなどともなれば、もっと高いハードルになります。

さらには、引退後に仕事がなくなってしまう人も少なくない世界です。

そんな確率の低い世界に何の保険もなしに飛び込むことがいかに危険な行為か理解できるでしょうか。

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