野球以外の勉強をした方が野球が上達する現状
野球選手は、野球を引退した時に行うことは限られています。
「野球を教えること」、「飲食店を開業する」、「会社員になる」といった選手が大半です。
ただし、これらは今までの話です。
今は野球を辞めた選手に生きていくだけの職を与えてくれるような生易しい環境にはありません。
野球だけをやってきた選手で活躍する舞台は存在していません。
鍛えてきた精神力ではどうしようもない時代になっています。
誰しもが即効性のある結果を求めるため、ビジネスマンとして人を育てるような環境がありません。
いくらホームランを量産し、バッターをキリキリ舞いにさせた実力があったとしても、モノが一つとして売れないビジネスマンは社会では必要ありません。
ましてや、40歳近くまで野球をやってしまって選手にとっては、就職先も限定的となってしまうでしょう。
どれだけ野球選手を長く続けられても、第二の人生は野球人生よりも長い人が大半です。
そのため、人として生きていくためには、野球選手として現役時代のうちから一般常識などの勉強にも取り組んでおかなければなりません。
野球界は古くからの伝統があるため、野球人が思っている以上に過保護な状態です。
社会に出た時には、まったく別の世界が広がっていることを覚悟しておきましょう。
と、引退後の暗い話ばかりになってしまいましたが、何も野球以外のことを勉強することが野球選手としてのパフォーマンスに繋がらないわけではありません。
今や野球界で言われていることは、ベストな選択肢でないことが多数存在しています。
それは「伝統」という言葉によって進化することを妨げてしまっている現状があります。
他のスポーツから学べることもあれば、身体の勉強をすることによって野球選手としてパフォーマンスを向上させることに繋がることは間違いありません。
この記事を読んだ方はぜひ、自分の身体を勉強する所からはじめましょう。