野球はピッチャーの方が圧倒的に有利と気づいていますか？
野球という競技の特性を考えれば、圧倒的にピッチャーが有利なスポーツです。
それは、バッターの打率を考えれば明白です。
優秀なバッターの条件を問われると、３割ヒットを打てれば優秀だと言われます。
裏を返せば、７割以上は投手が勝っているということです。
確率のハナシは誰でも知っていることです。
では、なぜこんなにも勝率に差が出るのか考えたことはあるでしょうか。
それは、
ピッチャーがボールを投げることで試合が始まるから
です。
ピッチャーが投げないことには試合が始まりません。
つまり、
野球の試合はピッチャーの意識が強く反映されている
ということです。
当然ながらピッチャーの失敗により、意図しない結果が生まれることがあるものの、タイミングのカギはピッチャーが常に握っています。
野球の試合は、バッターとピッチャーのタイミングの奪い合いといっても過言ではないため、タイミングのカギを握るピッチャーが有利になるのは当然の結果です。
では、なぜこのピッチャー有利な状況が反復練習の目的と関わってくるのでしょうか。
その答えは、人間の脳の構造から考えれば答えが見えてきます。