バッティングでバットを短く持っても実は変わらない。

バッティング中にバットを短く持つ選手の特徴

「バット」を短く持つようにアドバイスされる選手の特徴は以下のような選手が多いのではないでしょうか。

・打てない選手
・体が小さい選手
・バットが重くて振れない選手 など・・・

大半が上記のような理由で「バット」を短く持っています。

それでは、これらの選手が「バットを短く持つ」ことで、何を解決しようとしているのでしょうか。

それは、

・打てない選手 → 打てるようになる
・体が小さい選手 → 短い方がバットを振れるようになる
・バットが重くて振れない選手 → バットが軽くなって振れるようになる

といった効果を期待していると思います。

では、上記のような効果を得るために、「バット」を短くすることで達成できると考える根拠はあるのでしょうか。

恐らく「ない」と思います。

感覚的な話ばかりになるのではないでしょうか。

なんとなく達成できるような気がしているのではないでしょうか。

結果から申し上げると、

・打てない選手 → 特に変化なし
・体が小さい選手 → やや振れるようになるかもしれない
・バットが重くて振れない選手 → 特に変化なし

といった結論しか得られません。

これは理由以前に、短くもった選手自身が一番分かっていることではないでしょうか。

「短くもて!」というアドバイスは、とりあえず行っているものであって根本的な変化を生むようなアドバイスではありません。

高校生以上の大人であれば、一度頭で考えて実行するものの「小学生」や「中学生」などは素直に受け入れてしまいます。

そんな「幼少期」に植え付けられた考え方は中々ぬぐうことができません。

根拠もないことを指導する罪は大きいことを理解しなければなりません。

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