なぜ意識しても前を大きくスイングするバッティングができないのか
ところで、なぜ意識をするだけで「前を大きくスイングする」ことができないのでしょうか。
この原因は、
スポーツ全般において、行われる運動の大半が無意識下で行われることだから
です。
実際のプレー中は無意識下で行っていることを意識して行うことにそもそも無理があります。
無意識で行っても望んだ結果が生まれるように何らかの部分に変化を与えなければなりません。
例えば、「テイクバック(予備動作)を大きくとること」は「前を大きくスイングする」ことの妨げとなっています。
これは人間の身体の構造を考えれば必然的におこってしまう法則です。
つまり、
前を大きくスイングしたければ、テイクバック(予備動作)を小さくする(無くす)
ことが重要です。
このテイクバック不要論に関しては書籍にまとめてあるので、そちらをご覧ください(『「テイクバックはいらない」がこれからの常識 ~テイクバック不要論【理論編】』)。