野球は修行ではなく楽しむもの
こんな野球界の中で、今までに沢山のプロ野球選手が現れました。
メジャーリーガーとして活躍している選手さえ増えてきています。
一昔前では考えられなかった状況です。
しかし、そんな選手たちは決まって学生時代には異端児です。
規格外過ぎて指導のしようもなかったでしょう。
そんな有名選手と指導者との様々な美談はありますが、あくまで彼らは自分自身で自分の道を切り開いています。
指導者ができたことは見守ることぐらいだったでしょう。
これからの練習で監督やコーチから様々な指導を受けることでしょう。
しかし、その指導があなたにとって正しいとは限りません。
指導を聞くことで下手になることだってあります。
そんな時に監督やコーチが責任をとってくれることはありません。
というより過ぎてしまった時間は責任の取りようもありません。
最初にもお伝えしましたが、練習はあなたが上手くなるために行っているものです。
大切な時間、大切な一度切の人生を使って、野球選手としての夢を叶えるために毎日練習をしています。
そんな貴重な時間を使ってやっていることに、誰かの意見で左右されている暇はありません。
自分が「これだ！」と思う練習をこなし、監督やコーチの指導でも「これだ！」と思うものがあれば取り入れ、なければ取り入れないという選択が大切です。
最終的に責任は自分で全て負うことになります。
それなのに選択権は指導者にあるというのはおかしい状況です。
その選択が間違っていても、自分で考え、自分で検証し、自分で工夫していく癖があれば、必ずあなたにとって正しい道にその都度、軌道修正されていきます。
自分の考えばかり押し通していると周囲から疎まれる可能性が高いかもしれません。
しかし、それがあなたの信じる道ならば突き進むべきです。
野球は本来プレーできているだけで幸せなことです。
そんな野球をただ苦しいだけのもにしてしまってはもったいないと思うのは私だけでしょうか。
野球選手としてすべての始まりであるトレーニングを今一度考え直してみましょう。
野球選手は野球を上達するために練習しているんですよ！