バッティングの基本はゴロではない。

ゴロを打つことが伝統なのか

「単純に言い伝えられていることを教えること」は「伝達」であって「指導」ではありません。

そして「伝達」を「伝統」と勘違いしてはいけません。

選手の親からすると、親御さんは「うまくなるように」と思って子どもを預けています。

しかし行われている内容は伝言ゲームでしかありません。

誰でもできます。

伝言ゲームをすることが伝統を守ることではありません。

何らかの進化がなければ伝統にはなりません。

常に現状の指導方法を疑い効果があるのか、ないのかを考えなければいけません。

現在の野球界のまま進んでいくと、指導力のない指導者は優秀な人材であればあるだけ潰してしまうでしょう。

「うまくない人をうまくすること」、「活躍できなかった選手が活躍できるようになること」こそが指導者の仕事です。

「優秀な人材を買っチームを強くする」、「お金さえあればチームは強くなる」といったことをするのであれば指導者なんていりません。

これでは野球なんて本当につまらないスポーツとなってしまいます。

ファンに夢を与えるようなサクセスストーリーを生み出すスポーツが本来の野球の在り方です。

野球人気が低迷しているのはその他のスポーツに人気が奪われたからだけではありません。

単純に野球の魅力が損なわれているだけです。

「ゴロを打て」と伝えることが伝統ではありません。

野球選手は野球を上達したくて練習をしています。

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