体幹って本当に意味が分かって使ってますか?

体幹を鍛える方法は一つしかない

では、ここに記した「胸郭上口」から「骨盤下口」に至るまでを、満遍なく鍛える方法はあるのでしょうか。

実は、今のところ人間にできる方法は一つしかありません。

それは、

横隔膜の上下運動をすること

です。

この横隔膜の上下運動によって、胸郭上口付近の筋肉と骨盤下口付近の筋肉がすべて活発化します。

それではこの「横隔膜の上下運動」というのはどうすれば行うことができるのでしょうか。

理科の授業で習いましたよね。

そうです。

「呼吸」です。

この「呼吸」によって

骨格筋から体幹の深部、つまり内臓が入る部分まで鍛え上げることができる

ということです。

横隔膜から上部の圧力を高めることによって、胸郭上口への動きを促進し、横隔膜から下の圧力を高めることで骨盤下口周囲までの動きを促進させることができます。

「呼吸」こそが本当の「体幹トレーニング」で、「体幹」を鍛える唯一の方法です。

今回の記事では「体幹」を取り上げましたが、野球界はどうしても身体の勉強をすることが苦手なので、「体幹」のように意味を捉え間違っていることがたくさんあります。

その大半は、少しの勉強と興味をもって確認してみることで分かることばかりです。

本日の記事をきっかけに、自分で一度は検証してみる癖をつけてみましょう。

おかしく感じることがたくさん存在し、その感覚は恐らく正しいものばかりでしょう。

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA