本当の「体幹」トレーニングを行うためには
それでは本来の意味での「体幹のトレーニング」とは何を指すのでしょうか。
体幹の一番上にあたるのは、「胸郭上口(きょうかくじょうこう)」です。
一番下にあたるのは、「骨盤下口(こつばんかこう)」です。(細かい部分はお調べください)
そして、その間には「肋骨(ろっこつ)」があり、忘れられやすい「心臓」や「肺」もあります。
さらにその下には「横隔膜」があり、そして「肝臓」、「胃」、「腸」、後方には「腎臓」、「膀胱」、女性であれば「子宮」も含まれます。
これらの外にはさらに「筋膜」の袋があり、そして「骨格筋」、「脂肪」、「皮膚」というようになっています。
何となく「体幹トレーニング」の正体が見えてきたでしょうか。
推測通りです。
「体幹トレーニング」を本気で行いたいなら、ここに記したモノすべてを満遍なくトレーニングする必要があります。
一部だけやっても効果がありそうに感じるかもしれませんが、「体幹」(というより身体すべて)は各部が連動することで初めて効果があり、その一部を鍛えることは連動性を失ってしまいます。