インナーマッスルは鍛えても意味がない

肩関節は不安定な関節だから自由度が高い

肩関節は人間の身体の中で最も可動域の広い関節です。

そのため、人間は様々な動作の形態を実現することができています。

しかし、

自由度が高い関節だからこそ、負荷をかけることが多くなり、自由度が高いだけ不安定な構造をしている

ということを忘れてはいけません。

ある意味では諸刃の剣状態と言ってもいいでしょう。

そんな不安定な関節を安定させるために存在しているものが「インナーマッスル」です。

インナーマッスルには、人体で最も可動範囲の広い関節の安定性を保つという大切な役割があります。

そんなインナーマッスルが疲労し、適切に機能しないと、肩関節が簡単に故障してしまうことは想像に難くないでしょう。

肩関節は投手にしか関係のないことと思っている野手の方もいらっしゃるかもしれませんが、野手でも野球肩になる選手はたくさんいます。

さらに肩関節の恩恵なくしてバッティングは実現できません(『野球選手は今すぐ「肩関節」を勉強せよ!~バッティングにだって「肩関節」は大切~』)。

ちゃんと身体のことを勉強した上でトレーニングするようにしましょう。

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