インナーマッスルは鍛えても意味がない

インナーマッスルとは

ではインナーマッスルの正体にせまりましょう。

インナーマッスルとは、

肩の関節にごく近い場所に、関節包の役割を併せ持ち付着している筋肉

のことです。

特徴としては、

ほとんど伸縮はせず硬く力を発揮しない筋肉

です。

そしてここからが大切なことです。

上記のような特徴を持った筋肉が果たす役割とはなんでしょうか。

それは、

肩関節の保護的な筋肉

だということです。

つまり、パフォーマンスを向上させるために、インナーマッスルを鍛えるということは、筋肉の存在理由に反した行為なので目的として間違っていることになります。

間違ってもインナーマッスルに疲労感を与えるほど負荷をかけてはいけません。

ただでさえ投球時にはインナーマッスルにかなりのストレスがかかります。

そんなインナーマッスルにさらなる負荷は必要ありません。

仮に必要だとしてもインナーマッスルに負荷の記憶を思い出させる程度の調整で十分です。

インナーマッスルは血管分布が少なく固い筋肉であるため、血流が悪くなりやすく、適切に機能しなくなると故障や怪我のリスクを高めることになります。

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