野球の試合で勝つために最も大切なこと
野球の試合に勝利するためには何をするべきなのでしょうか。
皆さんが想像する通り「練習」が必要なことは言うまでもありません。
日々過酷な練習やトレーニングをするのは、「試合に出るため」、「試合で勝つため」であるのは紛れもありません。
しかし、それでも、「勝率の良いチーム」、「勝率の悪いチーム」が存在するのは必然です。
では勝利をし続けるチームの条件とは何なのでしょうか。
それは、
勝負の駆け引きや、その他の相性など、「見えない要素」が大きく関与していることに気づいているか
ということです。
ここに注目していくことで、練習内容やトレーニング内容も変化してきます。
野球選手に大切な「見えない要素」とは
それでは野球に関わる各人はそれぞれ何を考えてやればいいのでしょうか。
・選手は、日頃の練習の成果を発揮することに集中する
・監督やコーチは、選手の日頃の練習で状態を確認する
・コーチは、試合に臨むまでの選手の細かい状態を把握する
・監督は、相手チームの特性を理解し、自分のチームがどうやって勝つかの戦略を立てる
などがあげられるでしょう。
これらの様々な要素が、相手チームに勝れば、または、あるタイミングで勝っていれば試合に勝つことができます。
つまり、
監督やコーチ、及び選手を含む全ての人たちが一体となることが求められるということ
です。
一番最高な状態は、口で伝達しなくても意思疎通が図れているチームになることです。
「投手」と「捕手」のコミュニケーション、「内野」や「外野」、「選手」と「コーチ」、「コーチ」と「監督」、「選手」と「監督」、これらのコミニケーション関係が全てに影響してきます。
しかし、これはよくありがちな「仲良し野球」という意味ではありません。
「ミスしない」ことが間違いなく最強の野球
仮に意思疎通を図っていたとしても試合に勝つことはできません。
あくまで意思疎通が図れているというのは大前提のハナシです。
そこから最強の野球チームになるためには大切なことがあります。
また勝つチームというのは必然的に行っていることです。
それは、
選手は選手の役割をミスなく果たし、監督やコーチも同様にミスをしないこと
です。
人間なので必ずミスがあります。
しかし「ミスしないこと」を実現することが最も強いチームの条件です。
ミスしても「ドンマイ」と言っているチームは強いチームになりません。
「ミス」を如何に減らすことができるかが勝利の分かれ目です。
練習をしていることは当たり前、意思疎通が図れていることが当たり前の世界です。
どのような練習をすれば、試合中にミスなくプレーができて、意思疎通を図ることができるかを真剣に考えなければいけません。
練習では打てるけど、試合ではなかなか打てない・・・ではまったく意味がありません。
練習中の状況と試合中の状況でどう違うのか考え、その差を埋めるような努力をしなくてはいけません。
すると野球界でやっている練習は、練習のための練習でしかないと思いませんか?
気持ちの問題ではなく、そもそも行っている練習自体を根本的に変えなければ、野球界の進歩は望めないでしょう。