「テイクバック」が必要ないことは「王貞治」氏の頃から分かっていたこと
ちなみに、私が「テイクバック」が必要ないと気付いたのは、バッティングトレーニングアイテム「MONOBUN」を開発している最中の出来事がきっかけでした。
「MONOBUN」を活用すれば「バッティング」がよくなることは分かっていたものの、その「爆風音」が鳴る時と鳴らない時の根拠がなかなか判明しませんでした。
するとある時、「テイクバックはいらないんじゃないか・・・」とふと気づき実践してみると「テイクバック」の存在が鍵になっていることを発見しました。
そこで私は裏付けを取るために、現ソフトバンク取締役会長の「王貞治」氏に「一本足打法」を伝授したことで有名な「荒川博」氏に直接電話をしました。
そこで荒川氏から即答されたのは、
「お前その通りだよ、よくわかったな」
というものでした。
さらに荒川氏は続けました。
「なんで王が一般足にしたかわかるか？ それはな、ヒッチ（テイクバック）をなくすためだよ。」
王選手は「一本足打法」になるまで、期待はされていたものの中々結果が出せずに「三振」ばかりしていたそうです。
その原因こそが「テイクバック」をとっていたことにあり、なくそうとしてもなくなるようなものではないので、荒川氏が「王選手」に合う形で作り上げたものこそが「一本足打法」だったわけです。
そこからの「王選手」の活躍ぶりは語るまでもないでしょう。