チームが変われば練習すべきことが変わる
「少年野球」から「高校野球」まで、また「社会人野球」に至るまで、夏の大きな大会はだいたいが終わってしまいました。
負けてしまったチーム、勝利したチーム、力を発揮しきれなかったチーム、普段以上の力を発揮できたチームなど、結果は様々だったと思います。
また、引退した選手もいれば、最上級生になった選手、野球を職業としていた人は「戦力外」になった選手もいたと思います。
そんな中、どのようなチームであったとしても、新チームの体制へと切り替わっていきます。
できる限りチーム力を落とさなずに、むしろチーム力を上げられるように、新チームの体制が整えられていきます。
さて、そんな向上心が溢れている中で、水を差すようなことを言ってしまいます。
それは、
新チームになった所で、大半のチームは変わりばえのない練習を繰り返し続けて何の進歩もない
ということです。
その理由(言い訳)としてよく言われるのが、
変わった練習をすると、うまくなる場合もあれば下手になる場合もあるから
というものです。
つまり、「無難」な選択をした結果、大半が同じ練習を繰り返すという選択をしているということです。
しかし、人それぞれの身体が異なるように、「チーム」の色も千差万別です。
「新チーム」は「旧チーム」と全くの別物の「チーム」です。
いくら基本的に同じ練習や考え方を共有してきていたといっても全くの別物です。
仮に「旧チーム」で上手く行った練習であったとしても、同じ練習を繰り返しても大して意味がありません。
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