テイクバックをとるからあなたは打てない

テイクバックをとるからあなたは打てない

昔はよく「テイクバック」を適切にとれば「打球」が遠くに飛ぶと言われていました。

また、「テイクバック」する度合は大きいほど良いとされていました。

私が現役時代の10~20年間にも、同様に教わってきたし、全ての野球本にもそう書いてありました。

教えを忠実に守り、しっかりステップを踏み、たくさん「テイクバック」を取って、体に「捻り」をつけ、その「捻り」の「反発」を利用して「バット」を振ると、打球は自然と遠くまで飛んでいくと信じていました。

しかし、社会人野球まで続けた後、治療家として約7万人の施術をし、身体の構造について学んできたところ、「テイクバックを取ればいい」ということは嘘だということが分かりました。

そこに何の根拠もありません。

あくまで、そんな気がするだけです。

「テイクバック」を取れば、「体幹」がねじれてしまため、「バッティング」に弊害を生んでしまいます(『体幹がなぜ大切か知っていますか? ~体幹はあくまで「ハブ」であるだけ~』)。

人の体は2次元的な動きの複合でできている

実際のところ、人の体というのは「捻る」ために適した構造をしていません。

仮に無理をして捻ったとしても、その「捻り」に対して「反発」を生み、力を生み出すような構造になっていません。

しかし、

人の体というのは2次元的(直線的)な動きに関して力を発揮することが上手

です。

バットを振る時というのは、ほぼ「無意識下」で行っている「動産」なので、体の「反射」を利用することで実現しています(「反射」についてはコチラ⇒『身体で脳を支配すればうまくなる』)。

そして、人間が「バット」を振る時というのは、

2次元的(直線的)な動きの複合によって3次元的な動き(回転)に見えているだけ

です。

これは、人間の関節の造りを見ていけば明らかです。

そのため、2次元的な動きをする関節を極力多くすれば力を発揮することができます。

「捻る」とうい動きは、「体」に3次元的な「動作」を加えることです。

そのため、「捻り」を加えるということは、「体」にとって不得意な3次元の「動作」を加えることになります。

特に「上肢」、「下肢」を「捻る」ことは、力を伝える上で最も非効率的な「動作」です。

ここから導き出されることは、

「テイクバック」と「大きなステップ」は、「体」に「捻り」を生み出すことであるため、「スイング」の力は激減させている

ということです。

実際にある測定器を使えば同様のことが分かります。

それは「スイングスピード」ではなく、「インパクト」の瞬間に伝わるエネルギーの量のことを意味しています(『スイングスピードが速いとバッティングがよくなるのか』)。

「テイクバック」について詳しく知りたい方は、「テイクバック不要論【理論編】」、「テイクバック不要論【実践編】」をご覧ください。

バッティングに大切なこと

では「バッティング」を上達させようとする時に最も大切な考え方とは何なのでしょうか。

それは、

自分の身体全体の力をロスすることなくインパクトの瞬間に100%を伝えること

です。

人間は何かの「動作」をする時、必ずたくさんの関節や筋肉、骨、神経を活用して動いています。

そんな時に各部のエネルギーが伝達されているわけですが、伝え方が悪いと伝達の過程で力をロスしてしまっています。

反対にその伝達がスムーズにいけば、一つの「筋肉」だけでは到底生み出せないようなエネルギーを発揮することができます。

「takebat.com」が「筋トレ」をおススメしない理由は、この伝達を妨げる行為になるためです(『野球選手に筋トレはいらない理由まとめ ~あなたは筋トレで何をやりたいのか~』)。

しかし、ここで一つ問題が発生します。

それは、

身体の効率的な使い方は人それぞれであること

です。

人間の身体というのは、外見上は似通っていても、各部を詳細に見ていけば全くの別人です。

さらに、昨日の自分と今日の自分というレベルでさえ別人と言っていいほど異なります。

そんな人間の「効率的な使い方」なんてバラバラすぎで指導のしようもありません。

自分の身体を効率的に使ってインパクトの瞬間に100%の力を伝えるためのトレーニング方法

では、そんな人それぞれの身体の使い方を知るためにはどうしたらいいのでしょうか。

それは

「MONOBUN」を使ったトレーニングを取り入れる

ことです。

この「MONOBUN」を使えば、「バッティング」に関する全ての悩みを解決することができます。

「MONOBUN」は、極端な言い方をすればどんな「スイング」でも構いません。

・・・というのは極端すぎますが、自由に「スイング」していいものです。

特に決まった使い方はなく、自分が思う「スイング」のまま使用して構いません。

その中で「爆風音」がなるように、微調整をしていけば、いつしか「爆風音」を鳴らすことができます。

そして「爆風音」が鳴った時には、自分の身体を効率的に使うことができています。

つまり、その選手が本来もつ力をロスすることなく伝達し、インパクトの瞬間に100%の力を伝えることができます。

「MONOBUN」は、一般的に良いとされる「スイング」ができていたとしても鳴りません。

あくまで一般的に良しとされる「スイング」であって、あなたにとってベストなスイングではないかもしれないからです。

つまり「MONOBUN」の「爆風音」を鳴らすことができていれば、自然とあなたの身体にあったスイングを手に入れることが可能で、特に身体の使い方を考えずに、どうやれば「爆風音」を鳴らすことができるかに集中すればいいということになります。

「MONOBUN®」とは

「MONOBUN®」はリラックスした状態で「テイクバック」という予備動作をなくし、最もその人にとって効率的な身体の使い方、インパクトに100%の力を発揮するスイングをした時に「ある爆風音」が鳴るように設計されています。

判断が難しい感覚の部分を「爆風音」だけで確認できるシンプルなものです。

ネクストバッターズサークルに置かれているマスコットバットには意味がありません(『マスコットバットはスイングスピードを遅くする』)。

この「MONOBUN®」がマスコットバットに変わって置かれる日もそう遠くない現実だと思います。

なぜなら「MONOBUN®」には、もう一点優れたポイントがあります。

それは、「調子の波を感じることができる」ということです。

普段は「MONOBUN」を振って「爆風音」を鳴らしていた選手が、調子を崩すと必ずといって「爆風音」を鳴らすことができなくなります。

同じ意識で振っていれば「爆風音」が鳴らなくなるのは当然で、人間の身体は常に変化しているためです。

そんな微細な変化すら「MONOBUN」は感知し、体感させてくれます。

調子を崩し始めるその前に「MONOBUN」を振って、「爆風音」を鳴らすことができる「あなたに合った効果的な身体の使い方」を実現しておきましょう。

そして実際のボールを打つ感覚を得るためには、本気で技術を手に入れたい人のために開発された「木製バット」である、炭化竹バット「WINDOM」を使用しましょう。

▼「MONOBUN®」の詳細はコチラ▼

headerimg_monobun(660)

▼「MONOBUN®」の購入はコチラ▼

痛くない・折れにくい・技術が身に付く「炭化竹バット/WINDOM」

「MONOBUN」を使って「スイングフォーム」を手に入れた後は、実際の「ボール」を打つときにも同じ「スイング」を実現させる必要があります。

そんな時にはできる限り「木製バット」で練習することをおススメします。

今や、「金属バット」では「バッティング技術」が身につかないことは常識となっています(『金属バットで練習しても技術は伸びないって知ってた? ~炭化竹バットのススメ~』)。

では、「木製バット」で練習すればいいのでは・・・という話になると思いますが、ハナシはそんなに簡単ではありません。

「木製バット」は扱い方を間違えてしまうと簡単に折れてしまいます。

湯水の如く資金力があるのであれば、いくら折っても問題ないと思いますが、そんな環境下にある選手は多くはないでしょう。

そこで昔から使用されていたのは「竹バット」であったわけですが、そんな「竹バット」には「ボール」を捉えた時の「手のひらの激痛」という問題がありました。

そんなすべての問題を解決した「バット」こそが「炭化竹バット/WINDOM」です。

「MONOBUN」を使って適切な「構え方」と「スイング」を手に入れ、「WINDOM」によって実際のボールを捉える練習をすれば、「バッティング」の見違えるような変化に驚くでしょう。

▼「WINDOM/ウィンダム」の詳細はコチラ▼

headerimg_windom

 

返信を残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA