ボールをしっかり見ると打てなくなる?!
ボール(というよりどんなモノでも)をしっかり見ると、人間の身体は以下のような反応を示してしまいます。
1.体の緊張を生む
2.身体は緊張すると動かない
3.緊張するとスムーズな動きにならない
4.打つ事よりも見ることに意識が行ってしまい振れない
優秀な打者であればあるほど、打つ際には「ボール」をよく見て打つことはありません。
優秀な打者が「バッティング」する時には、
常に全体をぼんやり見て、「投手の小さな癖」や「野手のポジション」などの「情報」を「脳」に認識
させます。
上記の状態から
「投手」の「投球フォーム」を見て「ボール」の「軌道」と「球種」を「予測」
します。
その予測をもとに、やっと初めて少しの技術を活用し、「バット」の「コントロール」と「スイング」の「強さ」を調整し、「ボール」に「バット」をぶつけていきます。
つまり、
どこにもじっくりとボールを見る瞬間はない
ということです。
何か特別なものであるかのように記してきましたが、実は皆さんも同じ体験をよくしているはずです。