ティーバッティングに技術的な向上は見込めない
野球選手はバッティング練習としてネットに向かって「ティーバッティング」をよくしていると思います。
黙々と数十分も「ティーバッティング」を続けます。
そして「監督」や「コーチ」も「ティーバッティング」をしておくように指示しています。
しかし、ここで一つ考えて頂きたいことがあります。
それは、
何故ティーバッティングをやっているのか
ということです。
結論から言えば「ティーバッティング」には「バッティング」が上手くなる条件はほとんどありません。
そんな中でも理解に苦しむ恐ろしいトレーニング方法があります。
それは
高速で繰り返すティーバッティング
です。
本人で選んでやっている場合は自己責任なのでしかたない部分はありますが、「監督」や「コーチ」から命令されているのであれば、選手は悲惨としか言いようがありません。
ただ振り続けている「ティーバッティング」は、手が痛くなるし、マメは潰れる、体は痛くなるだけです。
ティーバッティングに「はまっている」状態を見ていると、不憫でなりません。
ティーバッティングは疲れるためにやっている
ティーバッティング、特に高速で繰り返すものは何の目的でやっているのでしょうか。
それは、
疲れさせることが目的
です。
指導している方からすれば、ちゃんとした理屈がある・・・という声が聞こえてきそうですが、そうとしか思えないようなやり方が大半です。
その原因は、野球界が抱える大きな問題が大きくかかわっています。
野球の練習は傾向として、
・質より量・細かさより大胆に
・辛くないと練習ではない
といった考え方があります。
高速で行う「ティーバッティング」はその最たるものです。
疲れてしまった状態で「スイング」すると「バッティングフォーム」はバラバラになっています。
そんな状態での「スイング」を繰り返せば故障につながるのは当然のことです。
もはや
故障をするために練習している
と捉えられてもおかしくありません(少なくとも他の競技からはそう見られています)。
試合でスイングする回数を考えたことはありますか?
しかも、根本的なところを考えてみてください。
練習では何球も連続で「スイング」していますが、試合ではいったい何スイングするしょうか?
1試合に4打席たったとしても、スイング数は10〜15スイング程度です。
つまり野球選手に大切なことは、
この10~15スイングに最大限の力を発揮できるか
です。
付けくわえれば、1スイングもミスをしないようにスイングするかです。
そのために、連続する「ティーバッティング」は効果的と言えるでしょうか。
練習環境の問題などで、実際の「ボール」を打つ感覚を捉えるために「ティーバッティング」を行うのであればまだ理解はできます。
しかし、あくまで精神的な補佐程度にしかなりません。
「ティーバッティング」で打つような球筋のボールは試合では来ません。
そんな大して効果もない練習で疲労を蓄積しているのはバカとしか言いようがありません。
バッティングで大切なこと
では、その10~15スイングをどのような「バッティング」をすればいいのでしょうか。
それは、
その人の身体に適した効率的なスイングでフルスイングすること
です。
「フルスイング」していれば、仮に空振りであったとしても「投手」にプレッシャーをかけることになるため、次の投球や打席、次の打者へと繋げることができます。
また、人間は何らかの「動作」をする時、各部のエネルギーを伝達させながら力を作用させるポイント(つまりインパクトの瞬間)まで力を伝達させます。
その過程でいかにエネルギーをロスすることなく伝えることができるかが、スポーツ選手の身体の使い方として適切と言えます。
しかし、ここには一つ大きな問題があります。
それは、
効率的な身体の使い方は人それぞれである
ということです。
つまり、「バッティング」で言えば、
有名人や好打者のバッティングフォームを真似したところで、効率的な身体の使い方は実現できない
ということです。
自分だけに合った方法を探すしかありません。
そんな「バッティングフォーム」を指導者と共に見つけていかなければなりません。
が、しかし・・・野球界は何らかの形に落とし込むのが大好きですし、人それぞれに合った指導をする方もほとんどいません。
自分の身体に適した効率的なスイングを手に入れるトレーニング方法
では、自分の身体に適した効率的なスイングを手に入れる方法はないのでしょうか。
黙々と自分の身体と会話を続けながら見つけていく方法もありますが、それではなかなか時間がかかって大変です。
そこでおススメの方法が
「MONOBUN」を使ったトレーニングを取り入れる
ことです。
この「MONOBUN」を使えば、「バッティング」に関する全ての悩みを解決することができます。
「MONOBUN」は、極端な言い方をすればどんな「スイング」でも構いません。
・・・というのは極端すぎますが、自由に「スイング」していいものです。
特に決まった使い方はなく、自分が思う「スイング」のまま使用して構いません。
その中で「爆風音」がなるように、微調整をしていけば、いつしか「爆風音」を鳴らすことができます。
そして「爆風音」が鳴った時には、自分の身体を効率的に使うことができています。
つまり、その選手が本来もつ力をロスすることなく伝達し、インパクトの瞬間に100%の力を伝えることができます。
「MONOBUN」は、一般的に良いとされる「スイング」ができていたとしても鳴りません。
あくまで一般的に良しとされる「スイング」であって、あなたにとってベストなスイングではないかもしれないからです。
「MONOBUN®」とは
「MONOBUN®」はリラックスした状態で「テイクバック」という予備動作をなくし、最もその人にとって効率的な身体の使い方、インパクトに100%の力を発揮するスイングをした時に「ある爆風音」が鳴るように設計されています。
判断が難しい感覚の部分を「爆風音」だけで確認できるシンプルなものです。
ネクストバッターズサークルに置かれているマスコットバットには意味がありません(『マスコットバットを使うとスイングスピードが落ちるという事実』)。
この「MONOBUN®」がマスコットバットに変わって置かれる日もそう遠くない現実だと思います。
なぜなら「MONOBUN®」には、もう一点優れたポイントがあります。
それは、「調子の波を感じることができる」ということです。
普段は「MONOBUN」を振って「爆風音」を鳴らしていた選手が、調子を崩すと必ずといって「爆風音」を鳴らすことができなくなります。
同じ意識で振っていれば「爆風音」が鳴らなくなるのは当然で、人間の身体は常に変化しているためです。
そんな微細な変化すら「MONOBUN」は感知し、体感させてくれます。
調子を崩し始めるその前に「MONOBUN」を振って、「爆風音」を鳴らすことができる「あなたに合った効果的な身体の使い方」を実現しておきましょう。
そして実際のボールを打つ感覚を得るためには、本気で技術を手に入れたい人のために開発された「木製バット」である、炭化竹バット「WINDOM」を使用しましょう。
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痛くない・折れにくい・技術が身に付く「炭化竹バット/WINDOM」
「MONOBUN」を使って「スイングフォーム」を手に入れた後は、実際の「ボール」を打つときにも同じ「スイング」を実現させる必要があります。
そんな時にはできる限り「木製バット」で練習することをおススメします。
今や、「金属バット」では「バッティング技術」が身につかないことは常識となっています(『金属バットで練習しても技術は伸びないって知ってた? ~炭化竹バットのススメ~』)。
では、「木製バット」で練習すればいいのでは・・・という話になると思いますが、ハナシはそんなに簡単ではありません。
「木製バット」は扱い方を間違えてしまうと簡単に折れてしまいます。
湯水の如く資金力があるのであれば、いくら折っても問題ないと思いますが、そんな環境下にある選手は多くはないでしょう。
そこで昔から使用されていたのは「竹バット」であったわけですが、そんな「竹バット」には「ボール」を捉えた時の「手のひらの激痛」という問題がありました。
そんなすべての問題を解決した「バット」こそが「炭化竹バット/WINDOM」です。
「MONOBUN」を使って適切な「構え方」と「スイング」を手に入れ、「WINDOM」によって実際のボールを捉える練習をすれば、「バッティング」の見違えるような変化に驚くでしょう。
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