「木製バット」がダメなら「竹バット」を使えばいい!
それでは、諦めて「金属バット」で練習するしかないのか・・・というとそんなこともありません。
そんな時にこそ活躍している(していた?)のが、「竹バット」と呼ばれる竹製のバットです。
「竹」も「木材」の一種ではあるため、「木製バット」の特徴を兼ね備えながら、「木製バット」として主流の「メイプル材」や「タモ材」よりも耐久性が高いことで有名です。
そのため、「竹バット」は「金属バット」が流行る前には主流なバットで、尚且つ、冒頭でも述べた「金属バットでは技術がつかない」と気づいている選手にとっては、救世主的な存在として使用されていました。
現在は、引退されているものの名監督・名選手として有名な「落合博満」選手は、現役時代に「竹バット」を使用して練習していたそうです。
現在でも使用している高校もあります。高い効果を示しているものと思われます。
これだけ分かっているのにも関わらず、「竹バット」が全ての野球チームや学校などで使用されていないのはなぜなのか・・・と疑問に思った方はないでしょうか。
実は「竹バット」にも流行らない大きな理由があるからです。
それは、
打った時の「手のひら」の激痛
です。
これは、「竹バット」を使ったことがある人であれば、皆が口を揃えていうことです。
「軟式ボール」であれば、まだその「痛み」は感じにくいと思いますが、「硬式ボール」を打てば、次に「打球」を捉える勇気を削がれるどの「痛み」です。
これでは、手が縮こまってしまい練習どころではありません。
そんな結果もあってか、現在では広く使われる現状にはありません。
「金属バット」の練習よりも、「木製バット」の練習の方が、効果があることは分かっているのにも関わらず・・・という現状から考えれば非常に残念な状況とも言えます。
▼竹バットの特徴についてはコチラ▼