TFCC損傷の治療と対策について ~TFCC損傷の自己対策方法~

 

TFCC損傷の治療と対策について

ここ最近、TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)に関する問い合わせが増えています。

春先に入り、野球シーズンも真っ只中となってきました。

「練習」と「試合」での違いが、体への負担という形で襲ってきている頃ではないでしょうか。

疲れやすく感じたり、下半身などがパンパンに張っていたり感じる頃でしょう。

そんな中で、打者にとってよくある傷害としてTFCC損傷が上げられます。

TFCC損傷(三角線維軟骨複合体損傷)とは、小指側の手首周辺に出る痛みのことです。

ある角度に入ると激痛が走り、バットも握れないほどの痛みを伴うケースもあります。

このTFCC損傷は、主に反復練習による負担が蓄積されたり、飛びついて手をついた時などのきっかけで痛が発生します。

一度痛みが出てしまうとなかなか痛みが引かないのが人間の体の特徴で、このTFCC損傷も例外ではありません。

ひどい場合は、一部の「靭帯」が断裂してしまっているケースさえもあります。

とはいえ、改善する方法がないわけではありません。

「靭帯」は断裂していても、繋げる必要はとくにありません。

ある一定期間経過すれば、痛みは治まってきます。

強制的に「手技療法」によって改善する方が更に早く痛みを取ることができるでしょう。(こちらに関しては確かな技術をもった方に施術してもらう必要があります。)

TFCC損傷の自己対策方法

さらに、一番よい方法はセルフで痛みを取ることができることですよね。

よく、手首にテーピングをぐるぐる巻きにしてバッティングをしている選手を見受けますが、これは全く治ることはありません。

反対に悪化させてしまうので気をつけてください。

では、どのような方法で対策を行えばいいのでしょうか。

手首の小指側に「ポコッ」とした骨があるのは確認できるでしょうか?

この骨の正体は「尺骨(しゃっこつ)」といいます。

この骨の手首より約5cmほど肘側に移動した箇所を横から押します。

すると、手の甲の小指側に「ジーン」というような「痛み」、「痺れ」、「気持ちよさ」の混ざった感覚が出ると思います。

そのポイントのことをトリガーポイントと呼びます。

このトリガーポイントを数回押し続けましょう。

たったこれだけで、「TFCC損傷」の痛みを軽減することができます。

さらに、治癒の促進効果もあるので、日々繰り返すことで、セルフで痛みを改善していくことができます。

「TFCC損傷」によって困っている方は、お気軽に弊社LINEアカウントまでご連絡ください。

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