野球選手にとって”水泳”のトレーニングは効果的なのか?

野球選手にとって”水泳”のトレーニングは効果的なのか?

野球選手が故障や怪我をしてしまった時に、水泳のトレーニングを行う人をたまにみかけます。

年配の方々は、「肩」が冷えるから行わないほうがいいと言う人もいます。

若手の選手は「浮力」のある中で「関節」を動かすことは「疲労回復」や「可動域向上」等の観点から効果的でやったほうがいいという人もいます。

はたして、野球選手にとって「水泳」とは効果的なトレーニングなのでしょうか。

弊社LINEアカウントにもいくつか「水泳」に関する質問が寄せられました。

結論から言えば、

ケースバイケース

時と場合によるというやつです。

「メリット」、「デメリット」がありますので、その「メリット」、「デメリット」を自分の中でどのように理解して行うかで、その効果は変わってきます。

野球選手が水泳を行うメリット・デメリット

水泳の「メリット」としては重力がかかりにくく、浮力のある状態でトレーニングできることです。

水の抵抗(緩やかな)によって、一部分だけの動きではなく、「全身」を使った運動をしないと効率的に体を動かすことができないことです。

「デメリット」としては、体を冷やしてしまうことにより疲労回復が遅れるということです。

また、終始負荷がかかり続けるということからも硬い筋肉がつきやすくなるということです。

これらの「メリット」、「デメリット」を自分に当てはめながら、よく考えましょう。

・今の自分の現状はどうなのか
・シーズンインなのか、シーズンオフなのか
・大会前なのか、大会後なのか
・試合の前日なのか、連戦なのか
・練習試合なのか、オープン戦なのか
・怪我をしている時なのか?など

自分の置かれている現状をしっかり考えた上で、どのような練習を選択して行っていくことが一番ベストなのかを常に考えて行っていく必要があります。

つまり、一番の目的は

「試合で活躍するためにはどうしたらいいのか」

を考えることです。

トレーニングの選び方はあなたが考えなくてはいけない

野球選手にとって良いのか、悪いのかを考えるのではなく、今の自分が適しているかどうかを選んでいく必要があります。

水泳だけに関わらず、このことは全てのトレーニングにあてはまることです。

野球選手の水泳に関してまとめておくと、ケースバイケースでしっかりと状況にあった選択が必要だということになります。

「有酸素運動」にもなり得る運動形態ですが、動きすぎると「無酸素運動」にもなります。

そうなると「水泳」トレーニングの意味合いが変化してきます。

とはいえ、水中での「無酸素運動」も野球の練習になる場合もあります。

今のあなたにとって何が必要なのか、まずはそれを考えましょう。

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