これからの野球界は”下剋上”の波が吹き荒れる?!

今後の野球界は”下剋上”の波が吹き荒れる?!

野球界に新たな変化が起きようとしています。

と、私が勝手に思っているだけなんですが、根拠はあります。

それはなぜかというと、

ちょうど「縦社会」の一番厳しかった最後の野球人たちが、監督やコーチとなっているから

です。

なぜこの事実が野球界の革命となっていくのかを説明していきたいと思います。

今から野球界の指導者の中心は、上記で記した強烈な「縦社会」最後の世代の方々です。

しかし、だいたい5年ほどのスパンで「監督」や「コーチ」というのは入れ替わっていきます。

その次にスタッフとなる方々は、「上下関係」が比較的緩くなった世代が指導者の中心になります。

この指導者の世代交代こそが、野球界に新たな変化を生み出します。

指導者世代の特性の変化が起きると何が変わってくるのか

この「上下関係」が比較的緩くなった世代が指揮を取るようになるとどのような変化が起きるのでしょうか。

第一は、

「選手」と「監督」や「コーチ陣」との一線が緩くなる

ことです。

そのため、「監督」に直接相談に行けるようになったり、「監督」とたわいもない話ができるようになります。

上下関係が厳しい世代の野球人というのは、

「体感的に感じたこと」、「経験してきたこと」を伝えていくのがあまり上手くない

という特徴があります。

それも当然でなるべうく言うことを聞くように頭を使うことを妨げてきたからです。

一方で、「上下関係」が比較的緩くなった世代の野球人は知識量が豊富です。

しかし、その反面

それらの知識を実行できる方法を知らない

という特徴があります。

この両方をつなげる層の方々が必要になってきます。

つまりそれは、

年配の方々の伝えたいことをうまく言葉にして伝え、また選手の言い分に対して納得のいく返答ができる人材

です。

そして、それはちょうど5年後ぐらいに訪れる指導者の世代交代の歳がまさにあてはまります。

各々が考えて動きだす、まさに「下剋上」の世界が始まる

これらが機能した時、監督の言い分に対して選手側の知識の面が強くなることが出てきます。

選手的な発想の理論が、結果を出すようにもなってきます。

最近よく言われる、

「個が強くなる」

世代になっていきます。

自分で考えて実行し、結果を出す選手がたくさん出てくるようになります。

「監督」の教えではうまくならないと気付き始める選手が増え始めます。

選手は自分のために練習を行い、自分のために活躍する場を選ぶようになっていくでしょう。

そうなった時、まさに「下剋上」が起こります。

全体の流れがこのような流れになれば、年齢や立場なんてものが崩壊しきます。

とはいえ、考え方によっては、「監督」は采配を出していれば良いという状況になってきます。

選手個人が自分で考えて練習するようになり、コーチ陣は何も言わずに統制だけ取る。

そこから吸い上げた情報をもとに、監督は采配のみ行うという本当に素晴らしい構図が出来上がるような気がします。

選手は自分のために練習しますから、モチベーションも高く練習効率も格段と上がってきます。

コーチ陣は「まとめ役」に徹し、監督は采配のみをふるう。

それぞれが役割に没頭できるようになってくるでしょう!

今後の野球界は大きく変化していくと思います!

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