野球選手の一番の「筋トレ」は野球の動きをすること
どれだけ筋肉が付いていても、体の使い方や本質が感じられる選手であれば、弊害にはなりにくいのでやらない方がいいとは言いません。
それでも
投手にとっては投球が一番の「筋トレ」で、打者にとっては打つことが一番の「筋トレ」である
というのは考える余地もありません。
野球において「投球すること」、「打つこと」にとっては、その動作のための「体の使い方」を考えることが最も重要です。
そしてその適切な使い方を求め続けて練習することが大切です。というかそれ以外にやることはありません。
バッティングで言えば「10打席たって10ホームランすること」、投手であれば、「27球で9イニング終わらせること」、または「27打者全て三振で終わらせること」、「0点で抑えること」が目標です。
そのための体づくりをすることが野球における目的です。
そのために「筋トレ」の優先順位は限りなく最下位に近いということです。
パフォーマンスは骨格筋で高めるものではありません。
様々な体の各部分の連動や調和などから生まれるものです。
ここをしっかり捉えて練習を行えば、もっと短い時間でもっと素晴らしいパフォーマンスができると思います。
必ず突破口はあるんだと、自分に言い聞かせて日々練習していきましょう。
基本的に野球選手は必要なパフォーマンスのためにオーバーユースになっている傾向があります。